今回は、独立行政法人 国立病院機構 下志津病院 での公演です。2006年9月13日午後2時から、会場は第10病棟近くの「療育訓練棟」でした。第10病棟の患者さんや関係者の方々にご覧いただきました。
 病院内での公演は初めての経験です。また、影絵アニメ「花咲じいじ」も初めて演目に入れました。今日は、我々メンバーの心に残る公演でした。下志津病院の皆さん、ありがとうございました。


この日の演目は、

  @影絵遊び(影絵当てクイズ)
  A手影絵
  B影絵アニメ「花咲じいじ」
  C影絵「雨を降らせた竜」

                   でした。

 左の写真は、会場での準備風景です。機材の設置・点検・調整、自前のスクリーンの組立て、影絵人形の点検など、準備にもかなりの時間がかかります。
 右の写真は、手影絵「鳩(はと)」を演じているところです。スクリーンの内側(舞台裏)からの撮影です。手影絵にはこのほか「あわて床屋」や「かたつむり」などがあります。
 この写真は影絵アニメ「花咲じいじ」の一場面です。スクリーンに投影されたものを、舞台裏から撮影しています。「花咲じいじ」は、わが「影絵塾9」代表、吉岡の作品です。
 影絵「雨を降らせた竜」の一場面です。このほか、「証誠寺の狸囃子」や「三びきのこぶた」などがありますが、公演先で最初に演じる時は「雨を降らせた竜」を原則としています。
 公演終了後のご挨拶です。人形を持って、スタッフが勢揃いしました。観客席と一体になる大切な場面です。
 舞台裏の一部です。公開しないのが普通かもしれませんが、裏方の様子もご案内したいと思います。今回は機材も多く、プロジェクター2台、OHP、パソコン、ビデオカメラ2台、音響機器などなどです。
 手影絵は、背景と音楽をCDに取り込み、これをパソコンを通じてプロジェクターから投影し、その光源を利用して、スタッフが生で演じています。一種の生番組です。
 影絵アニメ「花咲じいじ」はDVDに収めたものをパソコンで起動し、プロジェクターからスクリーンに投影しました。
 「雨を降らせた竜」は、背景や音声をDVテープに収め、ビデオカメラからプロジェクターを通して投影し、その光源を背に受けて、人形演技者が生で演じています。これも生番組です。
 殆どが生番組ですので、失敗したらやり直しが出来ません。この写真では結構ニコニコしていますが、今日もいくつか失敗があったようです。その反省会と打ち合わせをしているところです。
 観客席の反応も気になりますが、公演が無事終って皆さんほっとしているのでしょう。


 病院の小野澤さん、沼倉さんを始めスタッフの皆さん大変お世話になりました。ありがとうございました。

このほか当日の公演風景を17枚の写真に収めてあります。写真のスライドショーでご覧下さい。 ⇒ こちらからどうぞ