2013/09/07  8:58 撮影

本日の公演会場は「佐倉市西部保健福祉センター」の2階です。

 佐倉市西部地域福祉センターでは、『子育て支援応援者育成事業』の一環として、吉田谷 由紀子先生の「子育てのお話」と「影絵の上演」を開催します。

 2013年9月7日(土曜)、午前10時からです。当日受付(先着100名)で参加費は無料です。幼児と保護者を対象としています。
 2013年8月23日発行の地域新聞、「佐倉よみうり」でも紹介されました。センターに入るとすぐこの掲示板が目に入ります。

 当センターでは初めての試みで、大勢の参加を期待していますが……。


 「影絵塾9」の本日のプログラムは次の通りです。

   ① 手影絵
       ・あわて床屋
       ・でんでんむし
       ・はと
       ・かえるの親子
   ② 影絵劇「三匹の子豚」
   ③ 影絵劇「三まいのおふだ」

 吉田谷先生のお話のあと、10時20分ごろから影絵が始まりました。


 開演前の恒例のミーティングと演技者の確認をおこなっています(9:39)。
 担当する人形の動きをチェックし、本番でのイメージを確認されているのでしょうか…(9:43)。
 こちらでは手影絵、「うさぎ」の映り具合を(9:58)。
 そう、プログラムにはありませんが、もう恒例になっています。
 これは自慢?のオオカミです。
 動く部分がいくつもあり、熟練を要します。

 西部地域福祉センター長の開催のあいさつです(10:10頃)。
 二児の母でもある吉田谷先生のお話しが始まっています。

 おまたせしました。
 影絵のはじまりです。最初は、手影絵です(10:20頃)。
 でんでんむし。

 カタツムリ(蝸牛)の異名の一つです。まいまい、とも。
 こちらは、蛙の親子。
 手影絵のシーンが終わる都度、会場から拍手をいただきました。保護者の方々が多かったからでしょうか。
 プログラム外ですが…。
 最近では、見せ場の一つになってきました。

 この指の形で、「うさぎ」なんです。
 こうして影にすると、よくわかりますよね。会場からは、納得の反応が。
 あれぇ~
 また新しいのが…。

 影絵劇、「三匹の子豚」の始まりです。スクリーンの後ろは、こんな様子です(本番中)。
 操作中の人形の影以外は、パソコンに保存してあるビデオ映像(セリフも)をプロジェクター(光源も兼ねています)から投影しています。
 デフォルメされていますので、かえってオオカミらしく?
 カメラの感度を上げて、上演中の会場の様子を撮りました。
( F4.5、1/30秒、ISO-640 )

 「三まいのおふだ」が始まっています。
 さらに感度を上げて(ISO-6400)、シャター速度は 1/4 秒で撮っています。
 人形とその影。
 障子に映る山姥(やまんば)を、このようにして演じています。
 光源(プロジェクター)の前で、こんなことも。山姥が「水」の中に。
 右の小道具は、山姥が呑み込んだ水を吐き出す場面で。
 いつもこの場面でシャターを押してしまいます。見せ場の一つですからねぇ…。

 はいはい、これでおしまいですが、人形の実物をご覧ください(11:13)。ほ~ら、こうすると人形が動くでしょう、ねぇ~。
 これは「やまんば(山姥)」。やまんばの人形は何種類も。あれは、和尚さんで、こちらが小僧さん。

 かたづけ中(11:18)。
 左の方では、先に登場した「うさぎおじさん」がどなたかに説明しているようです。はじめに、小指と小指をこうして……。

いままでは、保育園、幼稚園、学童保育所、小学校、
町内会の子ども会などで公演を行ってきました。

今日のような会場では初めての公演です。
終演後、保護者の方々がセンターの要請に応じて、アンケート調査に協力されていました。
影絵に対する辛口のご感想もあるかと思いますが、今は知る由もありません。
でも、ちょっと気になります。




≪ 追 記 ≫

「影絵塾9」創設にかかわった初代の塾長(今年3月まで)が二日前に亡くなられました。
今日の影絵劇の二つとも、彼のセリフが録音されています。
三匹の子豚のオオカミと三まいのおふだの山姥がそうです。
独特のイントネーションと響きのある印象的な声です。
ご冥福をお祈りします。

( 2013/09/07 )